世界最古のコンピュータから発せられる電磁気ノイズを利用して、音楽を奏でてしまうプロジェクトだそうです。

同国で米IBM社の保守責任者を務めていたJohann Gunnarsson氏は、1401のメモリから電磁気が漏れており、AMラジオを近づけるとチェロのような低音が発生することに気がついた。

これは製品にとっては欠陥だった。しかしアマチュアのミュージシャンでもあったGunnarsson氏はその音に魅了され、部屋中を占領するほど大きなビジネス・コンピューターを同僚たちとプログラミングし直した。この結果、1401はメロディーを奏でるようになった。

デジタル音楽の先駆けを偲ぶ『IBM 1401』コンサート[WIRED VISION]

(*゚∀゚)=3 ハァハァ

どうしても発生してしまうノイズをむしろ利用して音楽にしてしまおうという考え方は、こんな昔からあるのですね。
身近な例では京急のシーメンス社製インバータ(最近は雨天時の空転解消のために音無し調整した車輌が増えてきた模様。残念……)とか、スキャナのスタートアップ時にイースターエッグを叩くと「エリーゼのために」を演奏するとか(元ネタを見ると、HP ScanJet 5Pのスキャンボタンを押しながら接続(電源ON?)するとイースターエッグが出現するらしい)、エンジニアのエスプリもここまでくるとハンパない(*´д`*)